
マーケ領域で実践されている生成系AIの技術 Chatbot・RAG・OCR・TTS/TTV – AI関連技術スタックの構成要素を徹底詳解
株式会社ピネアル CTO 藤田拳(著)、秋田真宏(監修)
- 定価
- 2,640円(本体価格 2,400円)
- 発売日
- 2025年6月30日
- 判型/ページ数
- A5/314ページ(オール2C)
- ISBN
- 978-4-8026-1515-0
本書では、LLM、Visionモデル、音声/動画/画像生成、RAG等のAI技術に加え、それらを支えるAPI連携、スクリプト(Python/GAS)、ワークフロー構築といった周辺技術スタックの仕組みと実用について言及。具体的なワークフロー事例を通して、各技術要素がどう組み合わさり価値を生むのかを理解していただきます。
実際のところ、多くの企業で生成系AI活用が進まない原因の1つに、技術的な理解の不足により、生成系AIのポテンシャルを活かしきれていないことがあると考えています。だから本書では、生成系AIを“モジュール”として扱い、他機能とあわせてワークフローをどう組み合わせるかという観点から、事例を交えつつ技術解説を進めていきます。
生成系AIについて、原理ではなく「実践されている技術」をこれほどまでに深掘りした本は他にはありません。本書を通じて、生成系AIとその関連技術の実戦的なリアルをぜひ体感してみてください。
目次
第1章 訴求開発
1-1 VisionモデルによるImage分析 -LLMによるサムネイル画像分析
1-2 JSONプロンプティング -オブジェクト記法を応用して網羅性を実現するペルソナ生成
1-3 LLMによる感情分析 -テキスト分類を応用したUSP導出
1-4 Chain of Thought推論 -段階的な推論が可能にする高品質な訴求開発
1-5 Speech to Textとテキスト分析 -Speech to Textを通じてインタビュー結果からUSPを抽出
第2章 認知
2-1 分類駆動型オートメーション -高難度な分類をLLMで解決するリード仕分けオペレーション構築
2-2 Python駆動AI動画生成 -プログラミングで可能になるSNS用ショート動画の大量生成
2-3 固有表現抽出 -冗長性のある固有表現抽出で実現する顧客アタックリスト作成
2-4 Text to Speech -TTSによる海外記事のpodcast化
2-5 同期処理と非同期処理 -同期データを用いてレポートを非同期に作成
第3章 興味
3-1 AIとWebhook連携 -自律的に営業窓口を行うエージェント型slack bot
3-2 Few-shot prompting -例示プロンプトによる高精度な競合調査に基づくキャンペーン企画
3-3 内容が変化するイテレーション処理による広告文作成 -商品情報と対策クエリリストから検索広告の文面生成
3-4 Markdown -Markdown出力による自動記事生成&投稿
第4章 検索(獲得)
4-1 会話文生成 –特定のキーワードを用いて自然な会話を作る
4-2 Text to Image -記事内容をAIが理解して行う、サムネイル画像の自動生成
4-3 セマンティック検索と生成 -テキストの意図分析を通じた商品タイトル生成
4-4 オーケストレーション -オーケストレーションによるSEO対策キーワード創出
4-5 プロンプトチェイニング -段階的なタスク化による高品質なSEO記事生成
第5章 行動・購入
5-1 RAG(検索拡張生成) -ルールベースを理解させて行う薬機法適合判定
5-2 Text to Video -動画生成モデルを活用したVirtual試着動画生成
5-3 ヒートマップとデータ分析 -マルチモーダルで対応する広範囲な広告効果分析
5-4 Text to HTML -テンプレートを用いたLLMによるLP自動生成
第6章 購入後の体験
6-1 LLMによる行動喚起 -顧客行動データの分析結果に応じて生成させる行動喚起コンテンツ生成
6-2 LLMによるエスカレーション -LLMによる問い合わせ一次対応とエスカレーション
6-3 LLMによるキュレーション -SNS上で稼働するAIで実現する広域なUGCキュレーション
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