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小さな会社のIT担当者が知らないと困る クラウド技術とリッチクライアント/HTML5の常識

知識ゼロでもクラウドの仕組みがわかる。担当者として恥ずかしくない最新Web技術の知識を得るための解説書。そもそもクラウドって?ホームページとは違う?アプリが要らなくなる?わからないことをズバリ解決!

著者
佐藤 信正
定価
1,620円(本体価格 1,500円)
発売日
2011年1月初版発行
判型/ページ数
A5判/224ページ
ISBN
978-4-88337-739-8
備考
-

■ある日突然、「クラウドって何?」と会社で聞かれたら…「これを読め!」知識ゼロでもみるみる最新技術が身につく
■こんな疑問もすべて解消
⇒そもそもクラウドとは?
⇒SaaSは知ってるけどPaaS/IaaSって?
⇒HTML5とクラウドは関係ある?
⇒クラウドとはなにか
⇒アプリソフトがいらなくなる?
⇒仕事で使えるクラウドとは?
⇒業務サーバーをクラウドに移行するメリットは?
⇒リッチクライアントとHTML5で何が変わる?
⇒いますぐ手に入るクラウドとは?

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目次

Chapter 1 クラウドの基本

1-1 それではクラウドって何?
1-2 なぜクラウドと呼ぶのか?
1-3 クラウドの定義
1-4 クラウドはどこにあるのか?
1-5 クラウドに似ているけど違うもの
1-6 クラウドのメリット
1-7 クラウドのデメリット
1-8 クラウドには3種類ある
1-9 クラウドの配備方法
1-10 何からクラウドに移すか?
1-11 クラウドで変わる社会
1-12 クラウドの歴史
1-13 クラウド界の著名人たち

Chapter 2 個人向けソフトウェアクラウ
2-1 個人向けSaaSの特徴
2-2 電子メール
2-3 スケジュール管理
2-4 オフィススイート
2-5 地図情報
2-6 写真管理と公開
2-7 個人データベース
2-8 同期サービス
2-9 ブックマーク
2-10 電子書籍・電子コンテンツ

Chapter 3 企業向けソフトウェアクラウド
3-1 企業向けSaaSの特徴
3-2 顧客管理
3-3 販売管理
3-4 プロジェクト管理
3-5 仕入・在庫管理
3-6 経理業務
3-7 グループウェア
3-8 総合的ビジネスアプリケーション
3-9 SaaS導入とCIOの役割

Chapter 4 プラットフォームのクラウド
4-1 プラットフォームのクラウドは部品とは
4-2 PaaSのメリット
4-3 PaaSに問われるもの
4-4 PaaSを支えるデータベース
4-5 PaaS作成ためのプログラミング言語
4-6 代表的なPaaS

Chapter 5 インフラのクラウド
5-1 なぜインフラのクラウドを選ぶのか
5-2 IaaSで何をするのか
5-3 IaaS用の基本ソフトウェア
5-4 IaaSを支える技術
5-5 IaaSの背景
5-6 代表的なIaaS

Chapter 6 ブラウザの進化
6-1 クラウドによってブラウザが進化
6-2 HTML5のWebアプリ向けの特徴
6-3 従来のHTML規格を洗練化
6-4 HTML5に関連のAPI
6-5 HTML5とAPIの関連規格
6-6 各種ブラウザの特徴
6-7 HTML5までの歴史

Chapter 7 リッチクライアントの技術
7-1 クラウドを支えるクライアント技術
7-2 クライアントをデザインするUIML
7-3 リッチクライアント技術
7-4 スマートフォンアプリケーション
7-5 電子ブックリーダー

はじめに

 「クラウド」とは、インターネットで提供されるサービスのことです。
 この言葉の由来は、英語で「雲」を意味するcloudです。「インターネットとは何か?」と人類が15年問い詰め続けたら答えは「クラウド」になった…と雲をつかむような話になりました。
 「クラウド」はそれほど意味のない流行語だとも言われました。誰もきちんと定義できないではないかとも批判されました。いずれ流行が去っていけば消えてしまう言葉だとも言われました。
 しかし、はたしてそうでしょうか? それは違うと思います。すでにクラウドは日常生活に浸透しています。
 例えば、iPhoneやAndroid携帯のようなスマートフォンを使うと、「現在地に近いイタリアンレストランはどこか?」とすぐに調べることができます。いまではごく自然な感覚です。しかし、数年前にはそんなサービスはありませんでした。スマートフォンすらなかったのですから。
 では、なぜこんな便利なサービスが可能になったのでしょう。しかもこのサービスは無料です。これらのサービスもクラウドなのです。
 音楽を聞くときも現代では、スマートフォンやiPod(アイポッド)など携帯音楽プレーヤーを使います。イヤホンで聞くだけではなく、スピーカーの装置に取り付けて室内で聞くこともできます。さて、新曲はどこで購入するでしょうか?
 iPodならiTunes(アイチューンズ)というソフトを使ってインターネット経由で購入します。オンラインショップのAmazon(アマゾン)でも携帯音楽プレーヤー用の音楽データが購入できます。つまり、これもクラウドです。音楽ばかりではありません。書籍も同じように電子書籍としてクラウドで購入する時代になります。
 日常生活にクラウドが浸透しているなら、当然それを支えるビジネスがあります。そしてビジネスを支える技術があります。ビジネスや技術の分野にもクラウドが大きく関わっているのです。
 現役ビジネスマンや未来が活躍の時代となる若い人も、クラウドのビジネスや技術を理解しておく必要があります。
 しかしクラウドのビジネスや技術は広範囲にわたり、まさに雲をつかむような状態です。そこでこの本では、できるだけクラウドの全貌がわかる地図のような解説を試みました。最初の章の「クラウドの基本」を読めば、まずクラウドのまとめがわかるようにしました。以降の章ではクラウドのサービス、ビジネス、技術について分けて説明しました。
 クラウドの基本が知りたい、全体像が知りたいという人が、この本を役立ていただけたら幸いです。

 2011年1月 佐藤信正

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