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デザインと死

デザインは人生の乗り物である。建築にとどまらず多彩に活動し続ける「東京のレオナルド・ダヴィンチ」こと、黒川雅之。
その日々のデザインワークが紡ぎ出す珠玉の言葉たちが、一冊に。

著者
黒川 雅之
定価
1,944円(本体価格 1,800円)
発売日
2009年5月初版発行
判型/ページ数
四六判/192ページ
ISBN
978-4-88337-654-4
備考
-

デザインは人生の乗り物である。
黒川紀章の実弟でありながら、建築にとどまらず多彩に活動し続ける「東京のレオナルド・ダヴィンチ」こと、黒川雅之。
その日々のデザインワークが紡ぎ出す珠玉の言葉たちが、一冊にまとまりました。

黒川雅之氏のブログ「曼荼羅紀行」をベースに、加筆修正した一冊!

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目次

特殊な「自分」から出発してこそ、他者と本当に共感できる。
プロなら自分の意見でデザインしろ。
学ぶことと創作することの関係は「呼吸」なのだと思う。
秋らしくない秋に、日本の美意識を想う。
結局、建築もデザインも愛の問題か?
美を探して、人生を旅している。
DESIGNができないデザイナーは、designができない。
僕の写真は、物を撮っていない。
<底知れぬ不安>と<わき上がる命の力>の狭間で生きていく。
死んでしまった友人に会いたいと思う。
「命」という現象は、宇宙のある種の「特異点」に違いない。
「偶然」と「運命」は、「祈り」によって1つになる。
少しずつ死のことが見えてきた。
広い領域を包括したまま、手の及ぶ範囲の組織で創作をする。
シンプルに、自分のイニシアルそのままの会社を設立した。
OEMを脱するには、新たな<ものづくりの組織構想>が必要。
デザイナーがものづくりもする。
職人の感覚に憧れながら、手に入れられずにいる。
デザイナーはものづくりのプロデューサーになれ。
死を思えば、生が愛おしい。
金箔の皿をつくった。
ものづくりとは、「気配」をつくること。
「雑」のなかのカオス性。
頂点があって、しだいに衰えていく人生は断固拒絶したい。
エゴこそ、エコの始まり。
物は「作品」であり、「商品」であり、「道具」であり、「環境」である。
「プロデュース」とは。
逆に観ることで、大切なことが分かってくる。
人のためには融通を利かせ、自分のためにはルールを守る。
気長に中国の成長を見守る。
職能の領域が、溶け始めている。
死んだら消えるんだ。
「計画」という20世紀的調和の概念を捨てる。
自分の思想は、堂々と署名入りで発表する。
人の死と生は呼吸なのだろう。
金と女は、追いかけると逃げる。
魂はあるか。
美の言葉が聴こえてくる。
欲することも大切だが、欲せられることも大切だ。
行政の立場でも、投資効果を評価する空気を育ててほしい。
椅子は建築だな。
「極楽浄土」という言葉にドキッとした。
生き続けるのも美のため。
プロフェッショナルの背後にあるアマチュアリズム。
人類は、高度化しすぎることで自爆するかもしれない。
何かが不足してもいけないし、過剰でもダメだ。
胴の美。
ディスコンティニュアス・コンティニュイティ(非連続な連続性)。
手と脚は身体に支配されている。
サスティナブルとは、死の壮大なメカニズム。
形づくるときに、すでに僕の頭のなかには触覚がある。
また、友人が逝っちゃった。
死という文字が転がっている。
つくりたいんだ。
人は、つくりたいからつくる。

著者プロフィール

黒川雅之 Masayuki Kurokawa
建築家、プロダクトデザイナー。1937年愛知県名古屋市に生まれる。1961年に名古屋工業大学建築学科を卒業、1967年に早稲田大学大学院理工学研究科建築工学博士課程を終了。同年、黒川雅之建築設計事務所を設立。以後、建築からプロダクトデザインまで、40年以上にわたり幅広く活動してきた。故・黒川紀章氏(建築家)の実弟。
毎日デザイン賞、グッドデザイン金賞、独IF賞など受賞多数。MoMAをはじめ、美術館に永久保存されている作品も多数。著書に『デザイン曼荼羅』『デザインの修辞法』(以上求龍堂)、『8つの日本の美意識』(講談社)などがある。
2007年にはデザイン・製造から販売までを一貫して行う「株式会社K」を設立し、自らの作品を含めたプロダクトの販売を開始。DESIGNTOPE主宰、物学研究会主宰、ネクストマルニプロジェクトプロデューサー。
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