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センスのレッスン

千原 徹也

センスは持って生まれた才能じゃない
経験や学習によって身につけられる「技術」だ!

定価
1,980円(本体価格 1,800円)
  • 発売日
    2026年2月28日
  • 判型/ページ数
    四六/272ページ(オール4C)
  • ISBN
    978-4-8026-1517-4
キーワード:
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「あの人、センスがいいよね」
この言葉を聞いて、あなたはどんな人を思い浮かべますか。

高価な服を着ている人? 芸術的な作品を生み出す人?

お金をかければ誰でも「おしゃれ」はできます。
しかし、少ない予算でも、既存のものをちょっとした発想の転換で
「その手があったか!」と思わせるアイデアを持つ人こそ、
真にセンスがあるといえます。

センスは、生まれ持ったものではありません。
経験や学習を通して身につけることができる「技術」であり、
再現性のあるものです。

洋服の着こなしに限らず、
新しいビジネスを構想したり、目の前の人を楽しませたり。

本書では、広告(H&Mや、日清カップヌードル×ラフォーレ原宿他)や
ブランディング(ウンナナクール他)、CDジャケット、ドラマ制作、MV、CM制作など、
さまざまなジャンルのデザインを手掛ける著者が、
センスの正体を解き明かし、
それが「才能」や「天性」ではなく、誰でも手に入れられる技術であることを証明。

「センスのいい人」になるためのヒントを紹介していきます。

 

目次

■ Lesson1:センスとは何か

・「センスがいい人」の定義
・センスの目覚め
・Tシャツ一枚で“主人公”になれる
・センスは勇気
・センスのいい人は“あえて”ができる
・センスはDJ的思考
・センスとは「説明できること」
・「センスがない!」とは
・センスのない映画ほど大ヒットするパラドックス
・観客のリテラシーと批評眼の欠如
・戦争という断絶が奪った、日本人の芸術性
・現代に再来した「贅沢は敵だ」という空気
・センスがもたらすもの
・センスとは「発揮する場」のことである

SENSEI 1 川久保玲とスティーブ・ジョブズ

■ Lesson2:センスを磨く技術(インプット編)

・センスは知識
・センスは教養
・センスの敵は“無関心”
・ChatGPT——センスを磨く最高のパートナー
・知識と情報の違い
・歩くことが「学び」に変容する瞬間
・「わからない」と言えるのは、自信がある証拠
・センスのルーツを辿ってみよう──センスは「原風景」にある
・センスを形成するための「自分を掘り下げる作業」
・センスは「迷い」と「場」から生まれる
・挫折という名のジャンプアップ
・パーティーのない人生
・センスは“一流”を知ることで磨かれる
・センスは洞察力──シャーロック・ホームズから学ぶ
・センスのある問い──犬童一心監督に教わった映画の見方
・「わからない」を楽しむ
・センスは記憶の使い方
・「数字」が脳に突き刺さる
・人に伝える時のポイント
・センスは説明──ドラマの「説明」と映画の「余白」
・説明を拒む『PERFECT DAYS』の豊かさ
・センスは疑問
・“疑う力”がセンスを磨く
・「本当」と「嘘」を見極めるのは自分
・場所も雑誌もない時代、自分を育てるのは自分だけ
・センスは問い
・ブランディングは“問い”との向き合い方
・パルコの広告が「広告芸術」と呼ばれた理由
・「違和感」は武器になる、ただしそれは条件付き
・センスは驚き── ルイ・ヴィトンに学ぶ“驚き”の届け方
・ルイ・ヴィトンの箱が語る「旅の哲学」
・センスは“脱ルール”
・センスは「さじ加減」
・脳のリハビリでセンスを呼び起こす
・流行を「乗りこなす」という作法
・「センスを磨く」一日のルーティン
・映画を「分析」して見える、構造的な理解
・センスを深める「千原流・映画の教科書」十選
・映画とセンス

SENSEI 2 ジョージ・ルーカスとスピルバーグ

■ Lesson3:センスを活かす場面(アウトプット編)

・個性って何だろう?——「個性」は作るものではなく、にじみ出るもの
・自分のセンスに出会った『装苑』の表紙
・センスは届け方
・センスのいい会話── 「後攻」で九回裏に逆転ホームランを打つ技術
・センスは「期待の裏切り」
・“かわいい”の力
・センスのいい断り方
・コミュニケーションのセンスは「相手への想像力」
・「バズ」よりも「十八歳の自分」の視線を
・自分のセンスだけで「集大成」を出し切ってみる~映画『アイスクリームフィーバー』のバックステージ~
・センスを出し切ることで「自分に足りないもの」が見える
・センスの醍醐味は「編集(リミックス)」にある~編集長を務めたカルチャーマガジン『セントラルアパート』~
・「首を縦に振らせる」のもセンスの仕事
・あえて「今」、雑誌を作るという意味

■ 千原徹也の「センスのレッスン」特別対談

千原徹也 × きゃりーぱみゅぱみゅ:センスの本質は「自分の中」にある
千原徹也 × 大室正志:時代を読む「寝かせごろ」とセンスの構造

■ Lesson4:センスの哲学

・デザインは文字である
・信頼できるセンス——「誰がやっているか」という覚悟
・クリエイターの矜持——「自分たちがやる意味」を自らに問う
・「かわいい」という最強の武器
・センスの敵は効率化
・無駄がセンスを豊かにする
・センスは「未来の見せ方」で決まる
・ビジョンを“自分ごと”化する
・センスは不義理をしない信頼力
・「依頼する力」と「弱さ」が絆を深める
・「スタバでの三〇分」が次の仕事を呼ぶ
・アイデアに価値はない、価値は「行動」によって生まれる
・時を経て「読み直す・観直す」ことで、センスの成長を確認する

SENSEI 3 伊丹十三のセンス──教養を「おもしろおかしく」変換する技術

■ Lesson5:センスとチーム、新しい働き方(関係性編)

・チームとは、軍隊ではなく「バンド」である
・「個」が立ち上がってこそ、化学反応は起きる
・時代と共に変わるリーダー像
・「替えの利く組織」と「替えの利かない組織」
・ロジックを超えた「昭和の泥臭さ」の再評価
・「センス」の教育
・「決断」のケーススタディで思考を研磨する
・「任せる」ことでしか、仕事はスケールしない
・「れもんらいふ」の孤独と再出発
・組織を脱ぎ捨て、アーティストとして「再吸収」する
・「いいもの」の定義が、平均値に支配されていく
・組織から「チーム」へ
・映画は、デザインで戦うための「新しい武器」である
・子育ては、生涯続く「自発性」のデザイン
・家族の在り方
・究極のリーダーは、何もしていないように見える

SENSEI 4 宇多田ヒカルのナチュラル

■ Lesson6:センスの未来

・次世代クリエイターへの期待──人生を豊かにする長期的ブランディング
・精神的貧困の国、ニッポン
・AI時代にこそ問われる「人間性」の証明
・「無駄」こそが人生のセンス
・AI時代に求められる「考え方」という視点
・映画『Her』が描く「人間であることの価値」
・センスは「カルチャー」という名の企業のらしさ
・僕は「無駄なこと」だけをしたい
・センスとは「感動」である

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author執筆者紹介

千原徹也

アートディレクター/映画監督

1975年京都府生まれ。2011年に、デザイン会社れもんらいふを設立。広告(H&Mや、日清カップヌードル×ラフォーレ原宿他)ブランディング(ウンナナクール他)、CDジャケット(桑田佳祐 「がらくた」や、吉澤嘉代子他)ドラマ制作、MV、CM制作など、さまざまなジャンルのデザインを手掛ける。東京応援ロゴ「KISS,TOKYO」発起人、富士吉田市の地方創生など活動は多岐に渡る。そして長年の夢、映画監督としての作品『アイスクリームフィーバー』が2023年7月に公開。2024年には、東急プラザ原宿「ハラカド」に、事務所を移転させ、オープンな場所でのコミュニティ、ショップ、スクールなどが融合した新しい形のデザイン会社に取り組んでいる。

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