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13歳からの哲学的思考 予測不能な未来を生き抜くための最強スキル

星 友啓

定価
1,760円(本体価格 1,600円)
  • 発売日
    2025年8月27日
  • 判型/ページ数
    A5変型/216ページ(オール4色)
  • ISBN
    978-4-8026-1520-4

目次

Chapter1 AIは考えている? ―ロボットは心を持てるのか
AIと自然に会話できる今、「考える」とは何かが問われている。本当に心を持っているのか、人間との違いはどこにあるのか。哲学の視点から、「心」や「意識」の正体を探る。

Chapter2 “心”って、どこにあるんだろう? ―科学で説明できない私だけの秘密
怒ったり悲しんだりする「心」は、どこにあるのか。体との関係や、心は本当に存在するのかという問いをめぐって、哲学がどんな考えを示してきたかをたどる。

Chapter3 科学を超えた本当の世界の仕組みって? ―世界の見方がひっくり返るとき
昔の常識が間違いだったこともある――そんなとき、「正しさ」はどう決まるのか? 哲学者たちの議論を通して、「正しさ」とは何かを深く見つめ直す。

Chapter4 なぜそれが必ず起こると言えるの? ―原因と結果の哲学
「なぜそうなったのか?」と私たちはよく考えるが、その“つながり”は本物なのか? 原因と結果の関係を疑い、私たちの思考のクセを見直していく。

Chapter5 その責任は誰にあるの? ―「知らなかった」ではすまされない責任の倫理学
誰かに迷惑をかけたとき、知らなかったではすまないことも。わざとでなくても責任を問われることがあるのはなぜか。倫理の考え方を通して「責任」の本質を考える。

Chapter6 それ、本当に自分で決めたことなの? ―責任と自由意志の関係
人が責任を持つには、自分で選んだことが前提。でも、すべてが自然の法則で決まっているとしたら? 自由意志と決定論の関係をめぐる哲学的な問いに迫る。

Chapter7 生まれたときから、将来の仕事は決まっていた? ―「自分で決めた」は本当なのか
「自分で選んだ」と感じる行動は、本当に自由な意志から生まれているのか? 脳科学や哲学の視点から、選択の自由や「私らしさ」の根拠を探る。

Chapter8 なぜルールを守らなきゃいけないの? ―ソクラテスが教える社会との約束
ソクラテスはなぜ、死刑を受け入れ、逃げる道を選ばなかったのか。法律や社会のルールについて、4つの考え方を手がかりに、「従うこと」の意味を考える。

Chapter9 言いたいことを言って何が悪いの? ―「表現の自由」はどこまで許されるのか
表現の自由はどこまで許されるべきか。人を傷つける言葉までOKなのか? 「権利」とは何かという根本から見直し、自由と責任のバランスを考えていく。

Chapter10 それ、論破になってませんから! ―ズルい議論に負けない3つの思考法
正しい議論とは? 論理的に考えるってどういうこと? 演繹・帰納・仮説推論の基本とよくある間違い=誤謬の例を学び、言葉の力を正しく使って自分の意志を伝える方法を探る。

Chapter11 ‶科学こそ絶対”ではない!? ―科学の哲学入門
科学とそうでないものの違いは? 仮説・検証・反証など、科学的思考の特徴を学ぶことで、世の中にあふれるフェイク情報や思い込みによる認知のゆがみを見抜く力を身につける。

Chapter12 なんで便器が芸術なの? ―美の正体を哲学する
芸術や美は、人によって感じ方が違うけれど、本当にそれだけ? 名作や問題作を取り上げながら、美とは何か、芸術とは何かを、哲学者たちの考えとともに考える。

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author執筆者紹介

星 友啓(ほし・ともひろ)

スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長/哲学博士/EdTechコンサルタント
1977年東京生まれ。東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。Texas A&M大学哲学修士、スタンフォード大学哲学博士課程修了。同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、スタンフォード・オンラインハイスクールスタートアッププロジェクトに参加。2016年より校長に就任。現職の傍ら、哲学、論理学、リーダーシップの講義活動や、米国、アジアにむけて教育及び教育関連テクノロジー(EdTech)のコンサルティングにも取り組む。著書に『スタンフォード式 生き抜く力』(ダイヤモンド社)、『脳科学が明かした! 結果が出る最強の勉強法』(光文社)、『全米トップ校が教える自己肯定感の育て方』(朝日新聞出版)、『スタンフォード・オンラインハイスクール校長が教える子どもの「考える力を伸ばす」教科書』(大和書房)、『「ダメ子育て」を科学が変える! 全米トップ校が親に教える57のこと』(SBクリエイティブ)『スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える脳が一生忘れないインプット術』(あさ出版)など。

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